ここにはわたしがアダルトチルドレンの回復段階で感じたことを書いています。
まだまだ解き放し途中ではありますが、回復している感覚は確実に感じられています。
わたしと同じように生きづらさを感じている誰かの行動のきっかけになったら嬉しいです。
- ACの回復フェーズ①過去を振り返り自分を見つめる
- ACの回復フェーズ②立ち止まり、客観視することで見えた気付き←ここです
- ACの回復フェーズ③距離をおく
- ACの回復フェーズ④前進と後退
- ACの回復フェーズ⑤あと少し?(現在進行形です)
で感じてきたこれまでの親への負の気持ちは、
同時にそれを持つことで”本当は感謝しなければいけないのではないのか?”と、
親への罪悪感をも生みました。
わたしはこんな風になりたくなかった!
声を大にして言いたいときも、
それは本音じゃないよと、
もう一人の自分が邪魔をする。
知らずしらずのうちに荷物を背負い、
自分の感情をなかったことにしてきた、
子供らしく育つことが出来なかったアダルトチルドレンは、
“あるがままの自分の気持ちを感じとる”という事が苦手なのです。
そして気が付けば、罪悪感の方を選んでいる自分。
もしあなたが、
本当は親の事を許せなかったり
苦手と思いながらも、
そんな風に思ってしまう自分は悪い子なんだと
感じているのなら、
また、父や母を思い出すと
何とも言えない感情が溢れ出して止まらないのなら、
あなたもアダルトチルドレンかもしれないです。
共依存になってしまう人たちもいます。
各々の人生の中で問題を抱えながらも、
安らぎを感じられるはずの家族が病になる可能性があるのです。
(悪気のないだろう=本音)母や姉の心無い言葉に
出産を経験した頃から敏感になり、
悲しさと脱力感を覚えました。
それらと子育ての不安、
元から苦手な人間関係、
親しい友達とも本音で話せなくなってしまったり、
何をしていても焦燥感でいっぱいでした。
子供の頃に蓋をして行き場をなくしたものは、
いつかどこかでツケが回ってくるのかもしれません。
わたしの場合は学生時代に時々出ていたパニック障害が
この時期にまた出てしまい、
それに加えて全般性不安障害があらわれました。
当時まだ2歳だった娘と夫との生活にも支障が出てしまいました。
思い出したくないのに、
わたしの中に反芻されてしまう言葉たち。
怒りと寂しさでいっぱいになって、
どんどん嫌な自分になっていました。
そしてある時、
これまでとは違った感情が生まれました。
“わたしにとって、
生まれ育った家にしがみつく意味はあるのか?
わたしには夫とわたしが作った家族があるじゃないか!”
わたしは少しづつ
こんな心境に近づいていったのでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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