サマハンはスリランカのスパイスティー
サマハンは、きび糖と14種類のスパイスでできているスパイスティーです。
スリランカでは健康維持や天然由来の風邪薬として親しまれ、
必ず家庭に置いてある天然の置き薬のような存在なんだとか。
スリランカに訪れた際にサマハンを買おうとスーパーへ行った時のこと、
高く広くずらりと積まれたサマハンの箱を思い出します。
サシェを開くと中身は顆粒になっていて、
お湯で簡単に溶かすことができます。
牛乳で割るとお手軽なチャイ風の飲み物に。
味はジンジャーと数種類のペッパーが効いていて、
飲んだそばから身体がじんわり暖まります。
いかにも風邪に効きそうな感じ。
きび糖の甘さがしっかりあるので、
寒い日にはちょうどいいかも。
子供の風邪の初期段階にも体に優しく効果的
(生姜が苦手でないなら)
少し多めの牛乳で割ってあげたら子供でも。
娘が風邪気味のときは温めた牛乳で割って飲ませているのですが、
あまーい風邪薬を飲むよりよほどいいみたいで嫌がらずに飲んでいます。
原材料がすべて天然のスパイスであって薬品ではないので、
風邪気味かな?という段階にも抵抗なく飲ませられるところも気に入っています。
身体を温める力がすごくて浮腫に効果的
旅行に行くと帰宅後は必ず体重増加をしていたわたし。
長時間移動で浮腫んでいることや、
旅先の食事のおいしさに普段よりつい食べすぎてしまったり。
もう随分前になりますが、
スリランカに行ったときもカレーや野菜料理がおいしくよく食べました。
なのでその時も体重が増えていると覚悟したのですが、
何故だかいつもの体重増加がなかったんです。
アーユルヴェーダと身体を冷やさないスリランカの健康法
現地では脈診、問診、視診によるアーユルベーダドクターの診断を受けて、
トリートメントをしてもらいました。
帰宅後はアーユルヴェーダの診断結果に基づき、
冷房や冷たい飲み物を避けるなどして過ごしたところ、
特別なダイエットをしていなかたったにも関わらず、
身体が軽くなっているのに気が付きました。
ほんの少しの変化なのですが、
明らかに体の軽さ、感じ方が違うんですよね。
その頃平行して飲んでいたのがこのサマハンでした。
暑い国ほど冷たい飲み物を飲むと思っていたけれど、
現地で出会ったスリランカの人たちは温かい飲み物を選ぶようにして、
自分の身体のバランスをとっているようでした。
スパイスを上手に活用することは スリランカ人の生活の知恵なんだなぁ
と風土にあった生活の大切さを学びました。
日本最古のスパイス・しょうがは日本人の体質に合う
生姜は日本最古のスパイスで、昔は医薬品として使われていたのだそう。
その後日本でも幅広く料理に使われるようになり、
この経緯からもしょうがが日本人の体質に合うことが分かりますね。
冷えとり効果を確認できたので、出来るだけ毎日しょうがを摂取していこうと思います。
個人的にはお味噌汁にすりおろし生姜を入れるのが好きです。
温かいお味噌汁がさらにぽかぽか~になりますよ。
寒い季節には身体を温めて、免疫力を高めていきたいですね。
温める・冷やさない習慣を日々の生活の中に取り入れたり、
季節、環境に左右されず自然と冷え取りが出来たらいいなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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