トラウマと言霊

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とっつきにくいと言われた子供

自分は笑っているつもりでも、きっと表情が硬い。
普通のつもりでいても、怖い顔しているかもしれない。
いつも考えてしまいます。
気持ちのいいひとになりたいけれど、
こんな風に考えれば考えるほど、表情も硬くなって。

 

「〇〇ちゃんはとっつきにくい子だね。お姉ちゃんはそんなことないけど。」

【とっつきにくい】という言葉の意味をまだ知らなかった頃、
登校班の集合場所になっていたお宅のお母さんから言われた言葉。
正確には、母伝いに言われたのですが。

 

 

 

 

 

本当の自分を出したいけど出せない。だから隠すのかもしれない。

 

最初の印象は何事にも動揺しなそう、落ち着いているなど、
現実の私とは全く違うようで、
それはきっとうまくできない笑顔のせいなんだと思うようになりました。

最初の印象を話す機会なんて親しくなった後にしかないので、
時間がかかってでも親しくなれた友人には、
最初のイメージと全然違うと言われることが多く、
そうなると「わたし、リラックスして笑えているんだな。」と安心します。

緊張せずに素で話せる友達は、本当に貴重で大切な存在ですね。

 

 

 

 

言われたことがそのまま自分へのイメージに

 

 

 

自分はとっつきにくい子なんだ・・・

当時小学校低学年だったわたしは、その言葉の意味をちゃんと理解する過程で
【世間の大人たちから見られている自分はやっぱり良くない自分なんだ】
と漠然と考えていました。

周りの大人が苦手だったし、
心を開いて話したことのある先生もいませんでした。
今、どこかで昔の先生に会っても、何を話していいか分からないから、
気付かないふりをしてしまうと思う、確実に。

 

 

 

きっととっつきにくいと思われているだろうな・・・
決して相手が悪いわけではないし、
そういう憶測自体ナンセンスかもしれない。
ひとりで被害者にはなってはいけない。

けれど、頭でっかちになるほどに苦手になってしまった
誰かと関わること。

ちゃんと笑えているかな、そんな時は瞬時にまた考えてしまう
自分のとっつきにくさ。
逆自意識過剰ならまだいいのだけど、
自動的に察知するこの勘は強ち外れていないと思う。
思い出したくないのにな。

 

 

トラウマと言霊

 

〇〇ちゃんはとっつきにくい子だと言っていたよ。

母はそんなことをわざわざわたしに伝言する必要があったのか?
時々考えてしまうのですが、
同じ親という立場になってみても、まったく理解ができません。
ただそう言われたことだけはしっかり脳裏に焼きついていて、
今も時々思い出してしまいます。

世間の大人だって、学校の先生だって、悪気はないのかもしれない。
ただ、それが相手をどんな気持ちにするか?
少し考えるだけでも分かるから、考えなきゃだめだと思う。

とっつきにくいと言われたことで更にとっつきにくい子になってしまうは
十分にあると思います。

本人が気に留めなくても、
言われた人のトラウマになることは残念ながらある。

 

 

 

子供の心に悲しい種を蒔かない

 

言霊というように言葉には魂が乗っていて、気持ちまで運びます。
幼い子供の心は綺麗で純粋。
自分が知らないことを誰かに教えてもらった時、
何でも吸収しようとします。

知らず知らずのうちにそこに悲しい種を蒔いていないか。
子供だった私が子供を育てる側になり、考えさせられることが本当に多いです。
考えて防げることは、これからも当たり前のように考えていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

 

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