アダルトチルドレンの子育ての葛藤

アダルトチルドレン
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子供に優しくしたいのに、優しくできない。
可愛がりたいのに、
必要以上に厳しくしてしまう。
そんな悩みを抱えていませんか?

ママ自身が自分の生い立ちを振り返ることで、
少しづつ子育てのしやすい自分になれるかもしれません。

機能不全家族で育ったアダルトチルドレンは、
褒められたり大事にされた感覚に乏しいため、
自己肯定感の低さに苦しみます。

自己肯定感
=ありのままの自分でいられる自信のようなものですね。
アダルトチルドレンは病気ではないのですが、
大人になったら治るという簡単なものではありません。

反対に社会に適応できないことで壁にぶつかり、
大人になってからそれに気付く人の方が
多いのではないでしょうか。

自分をうまく表現できないため、
信頼関係を築くのが困難だったりもします。
学生時代、就職、恋愛、
人生の色々なステージで必要となってくる人間関係。
そこで良好な信頼関係が築けられると人生が豊かになるものです。

そして、それは子育ても同じです。
あるタイミングで自分の生い立ちを振り返る事ができ、
自分がアダルトチルドレンだと理解しているママの中には、
子供には同じ思いをさせたくないと願い
自分の中にある気持ちとどう折り合いをつけ
子育てをするか、
日々奮闘している人も少なくないと思います。
わたしもその中の一人です。

子供に関心を持って、温かい家庭で育てたい。
けれども、そんな気持ちが裏目に出てよく失敗してしまいます。

元々自分の中に不安が多いため、
常に「危ないよ」と先回りし
子供に忠告し過ぎてしまったり。
過干渉は健全な子育てとは言えないですね。
本当は余裕を持って、
“待てるママ”になりたいです。

そしてアダルトチルドレンの子育てで深刻なのは、
してもらった経験がないこと。

当時わがままを言って泣く2歳の子供を眺めて、
わたしが思ったのは、
「どうしてあなたはわがまま言う事が許されるの?
私もこんな風にわがまま聞いてもらいたかった。
泣きたかった。」でした。

正直、こんな事を思う自分に驚きました。
泣く子供を見て涙が止まらず、
同時に今すぐ泣き止ませてあげられない自分は
最低だなぁと思ったのを覚えています。

してもらった感覚がないから、
じゃあ自分も同じようにするの?
それは絶対に違うと思っています。

けれど、アダルトチルドレン自身の中にいる
インナーチャイルドが泣いたままなのも確か。
本当に厄介ですね。。

アダルトチルドレンの子育ては
人一倍してあげたい気持ちは強いのですが、
ベースにママ自身の心がいっぱいいっぱいという問題があるので、
そちらが優先されてしまいがちなのです。

じゃあどうしたらいい?
あなたにも子育てのよいお手本が無かったのだから、
完璧にやろうとしなくていいんです。

建設的な会話がなかった。
いつも馬鹿にされた。
頭ごなしに怒られた。
不機嫌な顔が怖かった。
干渉され続けた。

育てられたようにしか育てられない?
自分の一部になっていた、
されたことや、言われた言葉。
これまでの当たり前だった事を、
わたしが止める。

機能不全家族の連鎖を断つことで、
子供と自分、将来の家族も救えます。
インプットされ続けてきたこと、
自然な流れに逆らうことは、
とても勇気と労力が要ります。
頭では思っていても、
いざ子供を目の前にするとカッとなって
言い過ぎてしまう。
わたしもです。

けれども、日々悩みながらも
諦めず子供の事を考えているあなたは、
少なくともそれだけで素敵なママなんだと思います。

子供に優しく出来なかったことで自己嫌悪になるより、
1つでもできたあなたを褒めてあげてください。
完璧を求めがちなアダルトチルドレンは、
良くも悪くも自分に厳しいのです。
だからこそ、自分を認めてあげる。

意識しないとなかなか出来ないことかもしれないけれど、
笑ってるママはそれだけで子供を幸せにできます。
自分に凄いパワーだと思いませんか?

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



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