バナナケーキに思うこと

小さなしあわせ
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久しぶりにバナナケーキを焼きました。
バナナケーキって比較的普段から家にある材料で作れるので
子供とのクッキングにもってこいなんです
^^

あとはバナナが黒くなってきて
そろそろどうにかしかくては!という時の
バナナ救済レシピだったり。

うちの子はバナナケーキは食べない涙、
のですが、
作るのが好きなので
時々一緒に作ります。

黙々と集中して
バナナをつぶしてくれました^^

 

 

 

STAY HOME
長らく家で過ごしてきて思うこと。
外に出ること自体がご褒美になったとき、
心をゆたかにするものはなんだろう。

家族の時間が増えて会話が増えた。
父さんとの時間も増えて
子供たちは嬉しそう。

わたしも普段の子供たちの様子を
知って貰えてうれしいな
とか。

 

我が家が暮らしている
ロックダウンしていた町での生活は
日常はもうガラリと変わり果てていましたが、
手に余るほどの
”家族が同じ瞬間に家にいる”
という時間は
貴重な体験だったのかもしれません。

 

不便な生活の中に楽しみを見つけること。
家で過ごす平坦過ぎない日々と
家で食べられるおいしいものを。

 

これらを求め、
自粛中にはいつも以上にお菓子を焼いたり
パン作りに挑戦してみたり。
自分の作るご飯に飽きてくると、
外のおいしいものが食べたいな
とも思ったり。

 

まったく外に出られなかった子供たちは
普段聴いたことのなかった
ジャンルの音楽に興味を持ち始め、
それを流しながらひたすら踊ったり。
出られないなりの日々に工夫をしていました。

 

月日が過ぎるにつれ、
そもそもこうゆう
食べたいものは自分で作るという
今でこそ取り上げられる
丁寧な暮らしや
自分で考えて楽しみを生み出すことって、
不便とかではなく、
少し前の日本の生活に戻っただけなんだなと。

 

昔の人ってめんどくさいとか言ってられない、
それが生活だったんだと思いました。

 

”お金さえあれば買えるモノ”
が今の世の中にはありふれているように思います。

 

生活の利便性と自分の持てる時間の有効利用
それらと引き換えにひとつひとつの
モノやコトの持つ愛情が失われているように
感じることも多いです。

けれどそうしてできた余白には、
自分がしたいことや
子供とのふれあいに充てることができる。

少し見方を変えると、
忙しくなった家庭は
単純業務を
時間節約のために
社会という大きな枠に任せられる
時代になった
とも言えるのかもしれません。
食材宅配サービスやコンビニのお弁当のように。

忙しさと自分の生活を取り持つための
サービスが現代の忙しい人々には
必要です。

”お金さえあれば買えるモノ”
を選ぶか選ばないかを
”選択できる”
恵まれた時代。

 

ネットの普及とともに、
人は様々なモノコトに
興味を持つことができるようになりました。
仕事だって雇われるの一択でなく、
自分で始める人も多いし
ノマドワーカーのように
臨機応変に収入を得る人も少なくない時代です。

そしてクラウドワーカーのような在宅勤務も
それらがだれかの許可が必要などということなく
やりたい人ならどんな人でもできる。

人々が自分で忙しくすることができる時代。

これはいいとか悪いとかではなく、
世の中が進化していく過程で
こうなるべくしてなったのだと思います。

便利な世の中には頼れるコトモノや
興味の持てるコトモノが充実して
それらは忙しくなった人々が
お金と引き換えに利用する。

 

話は逸れましたが^^

長い自粛生活では、
その中で
ストレスだけを切り取るなんてことは
勿論できないのですが、
それでも長時間一緒の空間で
家族と過ごすことも
この先(世界が落ち着いたら)ない
のかもしれないな。

 

小さいころ親と一緒に過ごしたかったわたしとしては
こんな時間を愛おしくも感じていたのでした^^

 

そしてこの先現実的に
外に出ること自体が
ご褒美になるのだとすれば、
それは
家族が家族に戻っていく
ということなのかもしれません。

 

ストレスの解消法は探りつつ、
バナナケーキひとつでほっこりできるような
小さなしあわせを集めたいです^^

 

ちなみに
パウンドケーキの型はほしいと思いながらも
いつも琺瑯タッパーで焼いています。
野田琺瑯さんの10年選手の琺瑯。
サイズ違いの薄型タイプでも
ブラウニーような
薄型バナナケーキを焼いたりします。

深型はもちろん、薄型も保存容器としては、
揚げ浸しやマリネなどにも使い勝手がいいんです。
最近蓋を食器乾燥機で少し変形させてしまったので、
蓋だけ買い替えなくては^^

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 


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